お知らせ

在京白堊会関連サイトへの「投稿のお知らせ」ポータルです。
「お知らせ▽」から掲示場所を選択すると、それぞれの遡上投稿数が増えます。

会報第45号は、9月23日に発送しました。
在京白堊会総会 全員一斉写真(高速Zoom)

白堊歌会の部屋への最新投稿 見ない  New!

「白堊歌会RURU」11月作品

続きを読む
 投稿者:伊奈 裕  投稿日:New!2018年11月 5日(月)17時
「白堊歌会RURU」 2018 11月作品
※感想をこの掲示板にご投稿頂ければ幸いです。

ハロウィーン
国際コースの担任は
小論指導の合間を縫って
ドラキュラの
着替えに走る
             はま栗



Sexy Nature!
つむじを起こし
撮りてつを
のけて鉄路に
烏瓜置く
            村谷 尚



塩害に
土色に化す
庭木々の
葉むら見て立つ
台風の痕
            吉田美雅子



ラッセラー ラッセラーの声
魂になったものたちも
海の山車を追っていく
もう会うことのない人たちと
手を振りあう
              瀧津泉



天空に浮かぶ鱗雲
首筋をなぞる冷やかな風
晩秋の気配を覚えつつ
思いを馳せる
故郷の山川
             だいてんち



わからない方がいい
はっきりし幻滅するより
ぼやかして
想像を膨らませるのも
人生の処世術
            伊奈 裕



「啄木ゆかりの地巡りバスツアー」
で知り合った女性
新しい鶴飼橋が完成した年に
生まれたという
渋民村の樹々が色づきはじめた
             青山すみれ



早朝の
橋の向こうは
霧の海
白い波間に
灯影が舫っている
            山田武秋


*次回は2月
▲たたむ

2018年10月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年10月28日(日)08時
うつせみの世のならひとや紺色のスーツにネクタイ締めはや四十年!

たまきはる命の隙間を優しさがときに流れて愛もしみでる

我が内でA美R子菊姫よ。笑ってくれ。全てかたづく

パンジーの植替え見れば行く人の顔重なりて異動の季が来る

いち早く色づく桜の葉を見つけ今年もゆくかと寂しかりけり

あしがきの古き恋ではあるけれど会うつど心が燻り切なき

たまさかに技量と心が絵を編みてうそでも美し机上に飾る

あがいてもあがいてもなお時代から取り残されて我ゆき場なく
▲たたむ

2018年9月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 9月23日(日)19時
OLの純白シャツにバスト張るまばゆいばかりの夏は来にけり

政治ショー米朝会談、請求が来る属国は蚊帳の外なり

米国の指示でカジノも作るとか?核持つ国には勝てぬとだんまり

猛暑日のシュロに空蝉しがみつく吾《あ》もしがみつくおやじギャグとか

ぷーになると毎日が楽!子は嘆く!失業の妻、朝起きず寝たまま

別れのとき彼女の目を見ていたか?悲しいまなざし今も焼きつく

まだやれる思えど外され窓際でスカイブルーの孤高を見上げる

DBが落ちても誰も気にしない老SEはリカバリ空し

神の意志?乱高下裏に投機あり市場の価値はなぜ有意なのか

果てしない経済人の夢の跡、心貧しきまま皆尽きる

米、菜《な》、魚《うお》と地味な祭壇!神葬の自然の道よりご先祖様来る
▲たたむ

「白堊歌会RURU」9月作品

続きを読む
 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 9月 6日(木)18時
「白堊歌会RURU」2018 9月作品
※感想をこの掲示板にご投稿頂ければ幸いです。

八月は
終戦の月
戦争を知らない私が
戦争を知るかもしれない孫を
憂う
          ろろちち



近づきし
火星のひかり
中空に
赤くかがやき
神秘をたたふ
        吉田美雅子



ナイアガラ
材木町の夕市
光原社のラムネ
四人で歩いた
遠い夏の日
        瀧津泉



夕暮れを背に、ふと見上げると
紅く輝く戦いの星マーズ
女神テラとの久方ぶりの逢瀬に
身を焦がして燃え上がる
天空のラブロマンス
         だいてんち



心に生きる故郷
盛岡城・北上川・岩手山
四季折々
岩手山と向き合い
人生を語った
                 伊奈 裕



弟が買ってきた
大きなスイカを
甘いね、甘いといいながら
きょうだいでいただく
緑がまぶしい夏の日
           青山すみれ



灼土を
叩きつける雨に
安眠を破られた龍神
渦雷となって
天に噛み付く
                 山田武秋



上の橋のたもとの
丸竹茶屋がなくなったよ
汗をふきふき氷イチゴを当てにしてたどり着いたら
駐車場になっていたよと聞いたら父はどんなに失望しただろう
でも梅月堂は大丈夫だったのよとお醤油だんごを供える
          はま栗



敗戦忌
フウセンカズラが
ふうらふら
張り子の虎か
9条たゆたう
                 村谷 尚

*次回は11月
▲たたむ

2018年8月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 8月25日(土)21時
来内のバイカモ懐かし浴衣着た君と流した笹船何処や

校長の「忍耐《ぬんたい》!」馬鹿にしたつけか今は下流で「んだ」と訛れり

つれあいの足もみしつつくだらんが、ともに暮らす交歓と思う

「生きていて楽しいことをやってくれ」亡き友がふと枕元にいる

Deathwish!終わったSEの墓場とは?WEBの裏ゴミプロ動かす

炎天下青き花梨の下行けば清しさ落ちて汗を忘るる
▲たたむ

2018年7月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 7月26日(木)07時
濃密な愛の交歓遠く我が存在ぼっちのマスターベーション

うすものを纏いし娘ら闊歩する夏来たるとも老い哀し勃たず

バーのママ「ヘンリーミラーはホキのほと描き続けた」なぜ吾《あ》に語る?

王子駅傍らの堰にガマの穂がひしめく盛夏になりにけるかも

オニユリが大地に何かを語りかける公園で子等の水遊び追う

むらたまの心豊な社会とは何であろうか虚栄の首都で浮く

人として常軌なき吾《あ》が死ぬまでにできるはかろく風に吹かれる

くだらなさに幸あり♂♀笑えば即解決!ありのままみたい・

▲たたむ

2018年6月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 6月23日(土)22時
はるがすみおぼされるまま使われど益出ず人の役にも立たじ

あかぼしの飽くなきハッカー対策はいたちごっこで空しく空《くう》なる

会社でも家でも自分が変わるのみ他人は変わらぬ so it goes.

懐かしの洋楽カラオケ字幕見て脚韻続き詩人欣快!

ヒキガエル卵を初めて見ゆる子がタヌキが食らうと知識ばかりで

立夏来て片陰《かたかげ》を行き見上げれば鈴掛の葉はまだ子供なり
▲たたむ

「白堊歌会RURU」6月作品

続きを読む
 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 6月 8日(金)17時
「白堊歌会RURU」   2018  6月作品
※感想をこの掲示板にご投稿頂ければ幸いです。

赤色のタワー
夜の東京
立っている
遠く 近く
家族四人の冒険の旅
                瀧津泉


夜空の雲に隠れるように
フルムーンとジュピターが
手に手をとってそぞろ歩き
朝焼けを背に
静かに去っていった
                 だいてんち


61年前の小学時代に
タイムスリップ
全てをさらけ出し
笑った笑った
夢のようなクラス会
                       伊奈 裕


ふと目を覚ます
いま朝? 夜?
スマホで気づく夕暮れ時
熟睡した
寝落ち
                 青山すみれ


停年過ぎた
悪友三人の飲み会
誰も他人の話に
耳傾けず
自分語りする
               山田武秋


今日田んぼに水が入りました
夏至の日まで三週間
夕暮れの畦道を車のライトが通ると
水槽の底から蛙の声が湧きあがる
車列は皆窓を開けている
                  はま栗


青空が
死んだ目にあり!
あづさゆみ
本気の自分に
再度会いたい
                       村谷 尚


色珍しいアジサイの
写メを送れば
遠方より
訪いくれる友のいて
嬉しい
                  ろろちち


春花の
加速して咲き
あわただし
四月に夏日
九日あれば
                吉田美雅子

*次回は9月
▲たたむ

2018年5月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 5月27日(日)22時
百千鳥&新入生と堀船の校舎賑わう傍《はた》で花散る

葉桜のみずみずしさが羨ましい皺面向けてスマホチェックす

かりこもの心もしのに君の名を叫びて自涜すプチ荒凡夫

あまくもの別れのわけを告げられぬ我が心は遊びにあらずも

性善説などないネットの申し子に道を説けどもスルーされけり

デマゴーク=フェイクニュースのネット世界デモクラシー死し何が来たる?

エネルギー物流なくしてAIの時代が無理ならサイボーグになれと!

学校でプログミングを教えても役にたたぬと現場は怒れど

三パーでも公教育から人材が出れば可なりと企業ほくそ笑む

うるわしき中学教師の唯物史観いまだ心であがきてわりなし
▲たたむ

2018年4月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 4月23日(月)22時
あざやけしフェロモン放つまぶすけにふられてミューズをスマホ飼いせむ

むらぎもの心に住みつく初恋の女《ひと》は永遠《とわ》にブルマの少女

ゆうづつの夕べの駅でゆくりなく逢えばハグした妹《いも》し思ほゆ

ぬばたまのアスファルト割りて異形なるスミレ草がにょきと咲きぬ

シンプルで明るい現実合理主義を向けど頭上にまた浮浪雲

戦争も温暖化ほか原発も業がなせるか解脱がたし

病棟の下のヒナギク誰《た》が植えた?癒され己を暫し忘れぬ

無粋なる言葉遊びの人去りて昭和の残滓またひとつゆく

政官の私物化強弁レベル低し!が、どこまでも日常は続くかのよう
▲たたむ

「白堊歌会RURU」 4月作品

続きを読む
 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 4月11日(水)11時
「白堊歌会RURU」 2018   4月作品
※感想をこの掲示板にご投稿頂ければ幸いです。

オホーツクブルーの空
北の大地が熱くなる
そだねー、おめでとう
選手と大観衆が一体
笑顔涙顔入り混じる
              伊奈 裕


在京白堊会会報を初めて見たと
岩手の歯医者さん
写真のなかの同窓生たちをみつけ
じいっと見入る
会報を通して白堊の交流の輪がひろがる
            青山すみれ


雪解け水を
たっぷりと吸い
小枝が白く輝きだす
芽吹き前の
川岸の柳たち
            山田武秋


きのう藤枝
きょう所沢
桜とつけば何でもうれし
『さくらうどん』に
花びら受けて味わう
             はま栗


311
山田駅他
流されぬ
虚栄オーライ
不易の首都駅
               村谷 尚


シューシュー・シャカシャカ
湯がたぎり茶が香る
円相の妙
円窓の花
いっときの和み
                   ろろちち

かもめ飛ぶ
海辺の空は
限りなく
清き世界が
広がりてをり
                吉田美雅子


父母が昔に買った墓地
やっと今日訪れました
この土のなかに
眠るのね
雑木林には桜とたんぽぽ
                瀧津泉


春光に
映える水面の
花いかだ
分け行くボートに
影ふたつ
                  だいてんち

*次回は6月
▲たたむ

2018年3月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 3月25日(日)11時
四十年永年勤続国会デモ!我が主義主張は抜け殻なれど(笑)

この国にデモクラシーは必要か永久《とわ》にいらぬな利口な奴には

司馬遷はなぜ刺客列伝を残したか?今の若きはほぼ利口です

「それでも民主主義なのさ独裁よりはまし」友は言う

「中央集権は日本には合っていない」友は言う

「驕れるTOPに諫言なき政治で長く栄えたためしなし」友は言う

青白く怨念燃ゆる議事堂の天面《あまづら》のした月かたぶきぬ

茜さす主上のために死したのは正成のみか小島法師よ
▲たたむ

2018年2月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 2月26日(月)06時
忌み嫌う資本やデジタルそれこそが人の本質ことば返せず

いのちより吾が引き当てし0と1残念な人で生生流転

AIになき身も心もボロボロに朽ちていけども楽しめいのちを

たまもなす浮きつかもめもおぼろげに時雨れて寂し石神井川ぞ

英文のマニュアル広げ会社初のネットを引けど報われず然り
▲たたむ

「白堊歌会RURU」 2月作品

続きを読む
 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 2月12日(月)00時
「白堊歌会RURU」2018  2月作品
※感想をこの掲示板にご投稿頂ければ幸いです。

あら、あなた
そんな顔をしてたの?
白内障が治って
奥様がご主人に
最初に言ったひと言
        青山すみれ


やっと寒さに
慣れたころ
雪の下にはふきのとう
こころも身体も
季節について行けない
        山田武秋


冷凍室の
大容量のタッパーに
亡き父のジャム
霜柱
立ちて居り
          はま栗


信長は
端麗ならば
ともに寝し
男女を問わず
是一種人性
         村谷 尚


午後一時の陽を
もう夕方の陽と
断じる幼子に
確かと微笑む
初詣の家族連れ
          ろろちち


公園に
集ふ嫗ら
息白し
背中に注ぐ
冬日やさしく
        吉田美雅子


われの言う
ことばを
ほほえみ
くり返す
父と歩く航空公園
        木下明子


雪止んで
たたずむ地蔵の
綿帽子
凍てつく木々は
静かに春を待つ
         だいてんち


朝陽に輝く
銀世界
故郷にタイムスリップ
あまり苦に思わず
雪遊びに興じた幼きころ
        伊奈 裕


*次回は4月
▲たたむ

2018年1月

続きを読む
 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 1月28日(日)19時
若きらの狂騒=砂上の楼閣に見える老いは哀しかりけり

落ち葉散る桜の下の山茶花に真紅がシフトし冬も鮮やか

鉄の麒麟みたいなクレーンが川にあり吊り上げるよう鴨跳ね回る

青いみかんと思っていたら柚子がなる具材にするのかご近所様は

枯れススキ枯れエノコロと親子のよう河原の競演ヒューヒュー奏でる
▲たたむ